長崎ちゃんぽん皿うどんのお店 順天の娘のブログ
長崎市坂本国際墓地登り口付近でちゃんぽん、皿うどんのお店を営業しております。そのお店の娘のブログです。
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順天姉です。
今日、アメリカ在住の妹から電話がありました。
かなり前に送った小包が届いたよ・・・という電話でした。
そうだった~。TUBAKIシャンプー送れと言われてたので送ったのですが、料金が安い船便にしたので届くのにかなり時間かかったようです。送った方もすっかり忘れていました(^_^;)
うちの妹はアメリカ人の旦那とアメリカと日本の国籍をもつ子ども1人の3人家族で生活しています。
アメリカ人の旦那はなんと日本の組子に魅せられ、日本的な家具を作っているアーティストでもあります。
平たく言えば、建具屋さんです。
組子とは障子や欄間などでみかける釘を使わずに木を組み付けている木工技術の事をいうのですが、日本でも障子やら欄間やらって家の中でみなくなったのですが、アメリカで芽吹いているらしいのです。
アメリカの生活様式も少しづつ変わりつつあるようで、家の中で靴を脱ぐ習慣も家の中が汚れるという事から靴を脱いで生活する家庭もでてきたのだとか。
私は妹の家しかアメリカの家庭は知らなくて、妹の家では靴を脱いで入るのですが、他の家では床にカーペットをひいてその上を土足で歩いているらしいです。
土足でカーペットの上を歩くので汚れもとれにくく、ウエットバキュームという掃除機で掃除しなきゃならないし、そういった業者もたくさんいるそうです。
だから、こんなやつやら
こんなやつが日本に進出してきたんですね(ーー;)
しかし、今はウッドフローリングが流行っていて、そのフローリングを汚したくないので靴を脱いで生活するスタイルが浸透しつつあるという話でした。
ので、
ならば日本の下駄箱を作って売ってはどうか?
という話になって、アメリカ人旦那にジャパニーズゲタバコをヨイショしています。
アメリカには下駄箱がないので、アメリカ人旦那は下駄箱の事をあまり理解していないのですが、アメリカの順天妹と私が「ゲタバコはいいよ~」と洗脳しているところです。
他、障子も作っています。
彼の障子は彼なりの独特の組子模様が入った障子です。
釘を使わないという技術はとっても大変なんだそうです。
日本人の妹も「ここまでするか~」というくらいなんだとか。
でも彼はアーティストなので、いいものを作りたいんだそうです。
アメリカではブラインドやカーテンなのですが、ブラインドは閉めてしまうと暗いし、カーテンはいくらレースのカーテンでも人影が見えやすいのでアメリカは危ないんです。
うちの妹が住む地区は田舎のアメリカなんですが、それでも「銃」が日本よりは身近に存在する世界なので、家の囲いの外はすべて車で移動です。たった車で2分ほどのスーパーマーケットに行く時も、歩いて行けないんです。それは歩いている方が命が危険だからです。
でも、障子ならば明かりもとれて、レースのカーテンよりは外から中が見えにくいのではないでしょうか・・・。しかも窓が2重になる事から家の中の冷房暖房が逃げにくいです。うちの妹のいるアメリカ地区は夏は暑く、冬はめちゃ寒いです。
そんな事から日本の文化を「ヨイショ!」「ヨイショ!」と言っています。
日本は戦後たくさんのアメリカ文化を頂きましたが、今度は「どうぞ~」と頂いてもらう番ではないでしょうか。
もちろん、それがアメリカの人の生活をよくするための文化であるならば、なのですが・・・。
彼は私の妹をもらいに順天に来た時に、真っ先に原爆資料館に行ってくれました。
そして被爆者で、しかも、原爆によって自分の父親をなくした順天父に「原爆を落としてごめんね」と言ってくれました。順天父は「あんたが落としたわけじゃあるまい」と笑っていました。
中学生の時に原爆によって自分の父親が亡くなり、それなりに苦労して生活してきた順天父ですが、笑って自分の娘をアメリカ人に嫁に出しました。
そして今、日本人の嫁がアメリカ人の旦那をじわじわと日本文化の伝承者にしようとしています(^.^)
でも、それが「平和」というものではないかなと思います。
お互いの文化を理解する事から「平和」が始まると思うのです。
アメリカのいいものを日本へ。日本のいいものをアメリカへ。
そこからよりよい関係が作れるのが理想なんだけどなぁ。
彼の会社は「B.Holland&co」といいます。
オーダーメイドで家具を作っているので、アメリカ在住の方で日本の家具に興味をお持ちの方は相談してみてはいかがでしょうか・・・。
で、うちの義弟をどうぞよろしく~♪(バナー貼ってます。ただし、英語サイトです^_^;)
↓義弟が作った障子です。アメリカの家庭を明るくする扉になるといいなぁ。だってブラインド暗いんだもん


↓噂のゲタバコです。下駄箱の良さを広めよう。靴を脱ぎ散らかしてる家に「Happy」は来ないよ~と言いまくっています。

文化の押しつけはしたくないですが、実際アメリカの人達「神」=「キリスト」なんで日本の「運」だのはわかりにくいかも。でも汚いよりきれいがいいと思うんだけど。
靴を脱いだ方が家が汚れないという事に気付き始めたのもいい傾向なんではないでしょうか。
アメリカの人は日本人と同じく「木」が大好きなんですって。木の建具を好まれる人はとても多いそうです。
日本は湿気が多く、木は呼吸するのでその呼吸によって部屋を調湿してくれるから日本にあった材料だと聞きました。
アメリカの人もきっと「木」が人と同じように生きているのを感じているから、木の材料の建具を好んでいるのだと思います。
根本はみんな同じなのだと私は思うんです。
↓彼のショップが入ったビルディングだそうです。めっちゃアンティーク(^_^;)

明日から「2012 Wood Working Show」というイベントに出店するそうです。詳しくはこちらを~♪(米イベント主催のサイトにリンクしています。)
そんなアメリカ一家に、順手姉は呑気にも、↓TUBAKIの椿油は「五島産」よ~♪と「長崎」を宣伝しています(*^。^*)
追記:ここで私が書いている「アメリカ」とは「カンザスシティ」の事を指しています。アメリカといっても広いので私が書いている記事の内容にあてはまらない土地もあると思います。こんなところもあるんだなぁと思ってくださるとうれしです。(*^_^*)
今日、アメリカ在住の妹から電話がありました。
かなり前に送った小包が届いたよ・・・という電話でした。
そうだった~。TUBAKIシャンプー送れと言われてたので送ったのですが、料金が安い船便にしたので届くのにかなり時間かかったようです。送った方もすっかり忘れていました(^_^;)
うちの妹はアメリカ人の旦那とアメリカと日本の国籍をもつ子ども1人の3人家族で生活しています。
アメリカ人の旦那はなんと日本の組子に魅せられ、日本的な家具を作っているアーティストでもあります。
平たく言えば、建具屋さんです。
組子とは障子や欄間などでみかける釘を使わずに木を組み付けている木工技術の事をいうのですが、日本でも障子やら欄間やらって家の中でみなくなったのですが、アメリカで芽吹いているらしいのです。
アメリカの生活様式も少しづつ変わりつつあるようで、家の中で靴を脱ぐ習慣も家の中が汚れるという事から靴を脱いで生活する家庭もでてきたのだとか。
私は妹の家しかアメリカの家庭は知らなくて、妹の家では靴を脱いで入るのですが、他の家では床にカーペットをひいてその上を土足で歩いているらしいです。
土足でカーペットの上を歩くので汚れもとれにくく、ウエットバキュームという掃除機で掃除しなきゃならないし、そういった業者もたくさんいるそうです。
だから、こんなやつやら
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こんなやつが日本に進出してきたんですね(ーー;)
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しかし、今はウッドフローリングが流行っていて、そのフローリングを汚したくないので靴を脱いで生活するスタイルが浸透しつつあるという話でした。
ので、
ならば日本の下駄箱を作って売ってはどうか?
という話になって、アメリカ人旦那にジャパニーズゲタバコをヨイショしています。
アメリカには下駄箱がないので、アメリカ人旦那は下駄箱の事をあまり理解していないのですが、アメリカの順天妹と私が「ゲタバコはいいよ~」と洗脳しているところです。
他、障子も作っています。
彼の障子は彼なりの独特の組子模様が入った障子です。
釘を使わないという技術はとっても大変なんだそうです。
日本人の妹も「ここまでするか~」というくらいなんだとか。
でも彼はアーティストなので、いいものを作りたいんだそうです。
アメリカではブラインドやカーテンなのですが、ブラインドは閉めてしまうと暗いし、カーテンはいくらレースのカーテンでも人影が見えやすいのでアメリカは危ないんです。
うちの妹が住む地区は田舎のアメリカなんですが、それでも「銃」が日本よりは身近に存在する世界なので、家の囲いの外はすべて車で移動です。たった車で2分ほどのスーパーマーケットに行く時も、歩いて行けないんです。それは歩いている方が命が危険だからです。
でも、障子ならば明かりもとれて、レースのカーテンよりは外から中が見えにくいのではないでしょうか・・・。しかも窓が2重になる事から家の中の冷房暖房が逃げにくいです。うちの妹のいるアメリカ地区は夏は暑く、冬はめちゃ寒いです。
そんな事から日本の文化を「ヨイショ!」「ヨイショ!」と言っています。
日本は戦後たくさんのアメリカ文化を頂きましたが、今度は「どうぞ~」と頂いてもらう番ではないでしょうか。
もちろん、それがアメリカの人の生活をよくするための文化であるならば、なのですが・・・。
彼は私の妹をもらいに順天に来た時に、真っ先に原爆資料館に行ってくれました。
そして被爆者で、しかも、原爆によって自分の父親をなくした順天父に「原爆を落としてごめんね」と言ってくれました。順天父は「あんたが落としたわけじゃあるまい」と笑っていました。
中学生の時に原爆によって自分の父親が亡くなり、それなりに苦労して生活してきた順天父ですが、笑って自分の娘をアメリカ人に嫁に出しました。
そして今、日本人の嫁がアメリカ人の旦那をじわじわと日本文化の伝承者にしようとしています(^.^)
でも、それが「平和」というものではないかなと思います。
お互いの文化を理解する事から「平和」が始まると思うのです。
アメリカのいいものを日本へ。日本のいいものをアメリカへ。
そこからよりよい関係が作れるのが理想なんだけどなぁ。
彼の会社は「B.Holland&co」といいます。
オーダーメイドで家具を作っているので、アメリカ在住の方で日本の家具に興味をお持ちの方は相談してみてはいかがでしょうか・・・。
で、うちの義弟をどうぞよろしく~♪(バナー貼ってます。ただし、英語サイトです^_^;)
↓義弟が作った障子です。アメリカの家庭を明るくする扉になるといいなぁ。だってブラインド暗いんだもん



↓噂のゲタバコです。下駄箱の良さを広めよう。靴を脱ぎ散らかしてる家に「Happy」は来ないよ~と言いまくっています。

文化の押しつけはしたくないですが、実際アメリカの人達「神」=「キリスト」なんで日本の「運」だのはわかりにくいかも。でも汚いよりきれいがいいと思うんだけど。
靴を脱いだ方が家が汚れないという事に気付き始めたのもいい傾向なんではないでしょうか。
アメリカの人は日本人と同じく「木」が大好きなんですって。木の建具を好まれる人はとても多いそうです。
日本は湿気が多く、木は呼吸するのでその呼吸によって部屋を調湿してくれるから日本にあった材料だと聞きました。
アメリカの人もきっと「木」が人と同じように生きているのを感じているから、木の材料の建具を好んでいるのだと思います。
根本はみんな同じなのだと私は思うんです。
↓彼のショップが入ったビルディングだそうです。めっちゃアンティーク(^_^;)

明日から「2012 Wood Working Show」というイベントに出店するそうです。詳しくはこちらを~♪(米イベント主催のサイトにリンクしています。)
そんなアメリカ一家に、順手姉は呑気にも、↓TUBAKIの椿油は「五島産」よ~♪と「長崎」を宣伝しています(*^。^*)
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追記:ここで私が書いている「アメリカ」とは「カンザスシティ」の事を指しています。アメリカといっても広いので私が書いている記事の内容にあてはまらない土地もあると思います。こんなところもあるんだなぁと思ってくださるとうれしです。(*^_^*)
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つしまひのき
組子細工がアメリカさんにできるとは驚きです。
日本人匠の専売特許と思ってましたから。
アメリカは伝統の浅い国ですので、日本のこういった伝統文化に憧れを持っていると聞いてはいたものの、実際に作るところまできてるとは、日本もうかうかとしてはいられません。逆輸入が近いかも。
ブライアンさんの手で、アメリカの新たな木の文化が生れるかもしれないですね。
日本人匠の専売特許と思ってましたから。
アメリカは伝統の浅い国ですので、日本のこういった伝統文化に憧れを持っていると聞いてはいたものの、実際に作るところまできてるとは、日本もうかうかとしてはいられません。逆輸入が近いかも。
ブライアンさんの手で、アメリカの新たな木の文化が生れるかもしれないですね。
順天姉
>ブライアンさんの手で、アメリカの新たな木の文化が生れるかもしれないですね。
ありがとうございます。ブライアンに言っておきます(^^)
私の家族の話ですが、海外の人を家族にもった人達はたくさんいるはずですので、そこから日本文化が伝わっているんでしょうね。いい日本文化が伝わるようにしっかり守らねば~と思います(*^_^*)
ありがとうございます。ブライアンに言っておきます(^^)
私の家族の話ですが、海外の人を家族にもった人達はたくさんいるはずですので、そこから日本文化が伝わっているんでしょうね。いい日本文化が伝わるようにしっかり守らねば~と思います(*^_^*)
2012-02-02 15:38 URL [ 編集 ]
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